41:35から
ジュリア:ボブ、もう少し目覚めについて、目覚めという考え全体について話していただけますか?
ボブ:存在すること、認識すること。存在することを愛すること。目覚めること・・・
カット:夢から夢の中へと。誰が目覚めるというのか? 誰が目覚めないというのか? (笑う)
ボブ:今この瞬間、眠っている人はいますか? あなたは今眠っていません。あなたは今目覚めていないわけではありません。そしてその意識、すなわち目覚めた状態が本当のあなたです。そしてそれは眠っていません。それは観念によって不鮮明になり、見失われました。そして私たちはそれを失った、つまり、目覚めていないと考えました。
でも、あなたに意識がない時を見つけてください。私が眠っている時には意識がないとあなたは言うかもしれません。でも、本当にそうですか? それを詳しく調べてみると、あなたが眠っている時、なぜ目が覚めるのですか? あなたはいとも簡単に目を覚まします。そして、よく眠った、深く眠ったとわかります。あなたが眠っていてどうしてそれがわかるのですか?
ということは、認識している、あるいは気づいている何者かがそこにいることを意味します。そしてそれがあなたに呼吸させ、鼓動させています。あなたが眠っている時に、すべての機能が止まりましたか? いいえ。自然の機能が続いていました。あたかも自然の機能が、あなたの人生の最初の二、三年の間、あなたが言葉も知らない時にやったように。そこには言葉も思考も感情もありませんでしたが、それでもあなたは存在していました。
そしてあなたは夜の夢から目覚めます。もし夜に夢を見ても、あなたは何が起こっていたかわかっています。朝起きて、見た目の上では、前夜終わったところから生活が続いていきます。もしそれが見た目の上で前日終わったところから続くのであれば、深く眠ったからといって、あなたが終わってしまったわけではありません。なぜなら、あなたは目覚めて生活が続いていくからです。
知る働きは全く壊れておらず、そのまま依然としてそこにあります。生きること、呼吸をすることは起こっています。そしてそれは、永遠に新鮮な今ここにある目覚めた状態と呼ばれます。それは常に存在し、永遠に新鮮です。つまりあなたは今目覚めていて、目覚めていないわけではありません。見た目の上では不鮮明になっていますが、調査して見破ってください。そして不鮮明さは事実ではないということを知ってください。あなたは依然として「それ」です。