2023/02/24

訓練は必要ですか?

2023.2.12ミーティング 47:39から

ジョシュア:お尋ねしたいのですが、日々の訓練(practice)についてです。訓練は実際のところ必要ですか?

ボブ:訓練が必要だと感じるのですか?

ジョシュア:何らかの形で役に立つのではないかと思っています。

ボブ:では試してみてください。

ジョシュア:やってみます。

ボブ:試してみれば、何らかの結果が得られるでしょう。

ジョシュア:はい。ありがとう。

カット:試してみるというのは素晴らしい答えですね。もし、シェフになりたいのなら訓練が必要です。泥棒になりたい場合も訓練が必要です(笑い)。あなたがそうした活動が好きで、スキルを手に入れたいなら、訓練が必要です。もし、従順で集中力があるマインドが欲しいのなら、訓練が必要です。

もし生があなたにスキルをもたらそうとするなら、スケートやパラシュートなど、なんでも訓練が必要です。でも、あなたは存在すること(being)を訓練することはできません。なぜなら、それをやめることはできないからです。それはあなたが始めたり止めたりできることではないからです。何かのスキルのためのあらゆる訓練には始まりと終わりがあります。

存在することは、生まれつき自然に常にそこにあるものです。あなたが実際に目にすることができるのは、その存在、実在の意識(アウエアネス)を不鮮明にするものだけです。もしあなたが、一日のうちのいつか、特定のやり方で自身でそれを調査するようにするなら、それは良いことです。

ジョシュア:ありがとう。

カット:そして、アンドリアンのコメントが素晴らしい。それは素晴らしい洞察です。最初にタイラーやピーターが言ったこともそうですが、誰も好んでスピリチュアルの探求者になったわけではありません。不完全な感覚、達成感の不足、欠乏の感覚、愛されていないという思いなどでじっとしていられなくて、苦悩の解決を求めて探求の苦境へと駆り立てたのです。

そして突然わかり始めると、あなたが最初に気づくのは、おや! もう何もつらくないぞ。関係性もつらくない。物事はもう何も深刻ではない。それは実在を見つめること。ロスが言ったように、体はぶつぶつ言うかもしれない。でも、自己同化を離れて、実在を見つめると、物事をはるかに軽いものに変えます。

最後には、内容物としての物事は起こっても全く気にならない。優勢になってくるのは背景にある感謝の感覚、喜び、驚き、感嘆の感覚です。そしてももちろん、そこにはあらゆるものがやって来て去っていきます。苦しみと喜び。飢えや寒さなどすべて。しかし、驚嘆の質は無くなりません。