2022/08/24

私という実体があると考えることは病である。

 佐々木閑 仏教講義 7「阿含経の教え 3,その1」(「仏教哲学の世界観」第10シリーズ)


私という実体があると考えることは病である。現実の世界の中に架空の私を作っていることが病である。真実を見よ。私とは架空である。それを理解するのが健康な心である。
病気は苦しみをもたらす。

そのことを理解していても、日常生活に戻ると、繰り返し「私」が戻ってくる。そのたびに何度でも、「私」はいないということを理解すること。それが日々のトレーニング。どこかで聞いたような……

最近の佐々木閑先生のYouTubeは、仏教なのか非二元なのかよくわからなくなってきました。