叛逆の十七文字 角川春樹
角川春樹さんが主宰する俳誌「河」の投句に角川さんが批評を加えたもの。解説で意味がわかるものと、解説を読んでも意味がわからないものがある。なぜそれが良い句なのかもさっぱりわからない。でも絵と同じで芸術の世界なので、受け手の判断基準で感じればそれでいい。いいなと思う句はまれにしかない。それは絵を見る時と同じ。前衛芸術が理解できないからといって絵が鑑賞できないということではない。
日本人の「遺伝子」からみた病気になりにくい体質のつくりかた 奥田昌子
奥田さんは日本人は穀物などの炭水化物が体質に合っていると説く。炭水化物を取ることによって、腸内環境を正しく保つことができ、病気を防ぐことができるという。米類、海藻を中心とした日本食が健康によいのだそうだ。
最近私は二年ほど続けた糖質制限食(炭水化物を取らない)をやめて、穀物を積極的に取るようになった。それは魚柄さんの本の影響。以前だったら、奥田さんの本を読むことはなかったし、奥田さんの意見には反対だった。炭水化物を取ることによるデメリットはあるが、メリットの方が大きいと思うようになった。体調も良い。要はバランス。いろんなものをバランスよく少しずつ食べるのが良いと思う。
今までかたくなに信じていたことが、ある日突然崩れて方向を変えてしまう私。まさか非二元の教えはそうならないとは思うけど、自分を過信してはいけない。
おしらせ
諸事情により、今後、「読書日記」は精神世界とあまり関係ないような本は掲載しない方向でいきます。