この本はすばらしいです。
長年、セイラーボブとともにいたギルバート・シュルツが書いた本です。
もちろん根底にはセイラーボブの教えがあるのですが、切り口はギルバート独自のもので、アウエアネスとは何かをわかりやすく解説しています。
ギルバートはアウエアネス、知性エネルギーという言葉よりも、seeing-knowing、wakefulnessという言葉を好んで使います。それは、私たちの眼前に現れるもの。そこに世界が現れる。彼はそれをわかりやすく教えてくれます。
この本には、難解な教義や秘教的な要素は一切なく、目の前にあるアウエアネスを自身で理解できるように平易な言葉で書かれています。
総ページ数184ページですが、活字が大きいので、辞書片手に英語が読める人なら一日あれば読めると思います。英語そのものはそれほど難しくないですが、内容は濃いので、少しずつ日にちをわけて考えながら読む必要があります。この本は私の座右の書になりました。
私の場合、ギルバートの一言一言が、セイラーボブの教えを理解する助けとなりました。ギルバートがいなかったら、おそらくセイラーボブの教えを理解できなかったと思います。今でも毎日彼の facebook を読んでいますが、とてもためになることが多い。
ついでに、ギルバートが運営しているサイトを紹介しておきます。
thE uRban gUrU CaFe
ここにはギルバートが様々な非二元の人達にインタビューしたり、引用したりして作った100のオーディオクリップがあります。
ギルバートは非二元の人たちの目利きでもあり、ここに出てくる人たちは信頼に足る人達だと思います。もちろんセイラーボブも出てきます。ただし、英語が早いし、録音状態がよくないものもあって、聞き取りは私にはちょっときつい。
U.G Krishnamurti, Leo Hartong, Ramesh Balsekar, Rupert Spriar, Tony Parsons, Joan Tollifsonなど、私がもっと詳しく知りたいと思っている人々がたくさん出てきます。
私はまだそこまで手がまわりませんが、セイラーボブ以外で、このサイトに出てくるゲストスピーカーの本が参考になるのではないかと思います。入手困難なものもありますが、どういう人の本を読めばいいのか参考になります。日本語に翻訳されているものあります。
UGC speaker books
ギルバートのホームページも載せておきます。
GILBERT SCHULTZ SEEING-KNOWING
このホームページを読むだけでも、非二元が何なのかの理解の助けになると思います。