2025/11/16

深い瞑想のあと、なぜ純粋な意識を思い出すことができないのでしょうか? ルパート・スパイラ

Why Don’t I Remember Pure Awareness After a Deep Meditation?  Rupert Spira
歯車マーク→音声トラック→日本語、もしくは自動翻訳(字幕)で見ると、日本語で見ることができます。

YouTubeの解説から(Google翻訳)

なぜ深い瞑想の後、純粋な意識を思い出すことができないのでしょうか?これは、私たちが真に無限の意識を経験していないことを意味するのでしょうか?

ルパートはこう言います。「無限の意識を思い出すことはできません。なぜなら、すべての記憶は有限の心の中で起こり、有限の心が知っていることはすべて、その限界によって条件付けられているからです。すべての記憶は、定義上、一時的で有限です。」

「しかし、意識の経験を思い出す必要はありません。なぜなら、あなたは今、気づいているという経験をしているからです。意識は常に自分自身を認識しています。たとえそれが背景に消え去っているように見えても。それは私たちにとって最も根源的で、明白で、親密な経験です。私たちがそれを見落としているのは、他のことに気を取られているからです。」

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質問者は、瞑想してその状態に入ろうとするとすると落ち込むような感じになって、意識の比較的ある状態ではその状態を思い出すことはできないので、私は間違っているのか?と尋ねます。するとルパートはマインドは存在(being)については何も知らないし、知ることもできないから、その状態を思い出すことはできないと説明します。

意識(ここではconsciousnessを使っている)は意識を知っているが、人間のマインドでそれを知ることはできない。なぜなら、人間のマインドには限界があり、意識を知ることはできないから。役者のジョン・スミスは自分がジョン・スミスであり、リア王を演じていると知っているが、リア王はジョン・スミスを知ることはできない。

人間のマインドで知り得ることは「私は在る」という存在の感覚だけである。意識は自ら輝いて、自らを照らすことはできない。同様に、意識は自ら輝いているが、私たちがそれを知る直接の方法はなく、静寂や詩を通して感じることしかできない。

なお、この動画の副題は、Consciousness is always knowing itself.(意識は常に自らを知っている)となっています。