2025/10/24

放っておけば、思考は自由に流れていく

思考は絶えず現れては消える。
あらゆるものは思考の現れであり、ひとつのエネルギーの表現である。
思考は区別を生み出し、それらは常に両極性の中で揺れ動き、脈打っている。
プラス/マイナス、上/下、ここ/ここ。
放っておけば、思考は自由に流れていく。
心理的な苦しみが生まれるのは、思考にしがみついたり、抵抗して押しのけようとしたりするときだけである。
                                 ピーター・ローリー

2025/10/23

お知らせ

つい今さっき知ったのですが、セイラーボブ関連のYouTubeでも、字幕のところに自動翻訳機能があって、それを利用すると日本語字幕で見ることができるということを知りました。今までそのことを知らずに、ブログに書くときは英語を聞きながら英語字幕を参考にして自分で翻訳して書き起こしていました。こんな便利なものがあることを何年も知りませんでした。自分のブログの中にあるYouTubeをあれこれと見てみたのですが、ほとんど日本語字幕で見ることができる。これなら私がわざわざ日本語に訳す必要はなく、日本語字幕で見ることができます。

今までの苦労はいったい何だったんでしょうか。私はものすごい時間を費やして聞き起こししていました。こんな便利なものがあったなんて。今頃何をと笑われそうですが、私は知らなかった。とほほ。調べたところ、自動翻訳字幕は2010年に始まったそうで、私がこのブログを始めるはるか以前でした。ぎゃふん。セイラーボブの英語はAIが聞きとれないところもあって「とんでも翻訳」になっているところもある。まあ、しょうがない部分はありますが、それでも十分に役立つものだと思います。日本語字幕でじゃんじゃん見てください。

やり方は、YouTubeの下の枠のバーにある歯車印→字幕→英語(自動生成)→もう一回英語(自動生成)→自動翻訳→日本語で日本語字幕が出ます。

これなら、いろんな英語話者の非二元の教師のYouTubeで非二元を気軽に学ぶことができると思います。こむずかしい翻訳本をイライラしながら読むよりもわかりやすいかもしれません。あとはAIが進歩して翻訳の精度が上がるのを楽しみに待ちましょう。(参考:非二元の教師たちのYouTube ボブのYoutube カットのYouTube カリヤニとピーターのYouTube

2025/10/21

あなたは“意識(アウエアネス)”の外へ出ることはできない

顕現は自然に起こっている。
望ましい未来の状態があるという観念は、“今ここ”にあるものを見えにくくしてしまう。
“今”は常に“ここ”にある。
未来のある時点で何かを達成しようという思考は、現在を完全に見ることを妨げる。
あなたは“意識(アウエアネス)”の外へ出ることはできない —— それが見失われるのは、思考に注意を向けるという習慣によってにすぎない。
観念へ没入することによって、私たちはもともと本質的にひとつであるということから目をそらしてしまう。
                                  ピーター・ローリー

2025/10/20

非観念の意識とは何か ピーター・ローリー

What Is Non-Conceptual Awareness? | Peter Lawry | The Key Philosophy Quest | E05

日本語字幕で見ることができます。

ピーターがホーチミン市からやってきた哲学の教師の質問に答えて語っています。哲学の教師は、まだ非二元を理解していない人がよく聞くような疑問をあれこれと尋ねるので、とても参考になります。

2025/10/18

死んだら意識に何が起きるのでしょうか? ルパート・スパイラ

What Happens to Awareness after Death?     Rupert Spira
歯車マーク→音声トラック→日本語、もしくは自動翻訳(字幕)で見ると、日本語で見ることができます。このビデオは日本語字幕より日本語音声で見た方がわかりやすいです。

日本語音声で、「心」という部分は「マインド」に、「意識」という部分は「アウエアネス」に置き換えて聞いてみてください。5:35前後に「テラ」と言っているのは、英語では「turiya」、サンスクリット語のトゥリア「純粋意識」(体やマインドを超えた意識のこと)のことです。

なぜ私たち(マインド)が意識(アウエアネスあるいは純粋意識)を直接認識することができないのか、またなぜ意識がマインドを認識することができないかをわかりやすく説明しています。その説明はまた、死とは何なのか、毎日の眠りと何が違うのかの説明になっています。こういうのが聞きたかった。本当にすばらしい。

2025/10/17

そもそも、その存在は存在していたのでしょうか?

ボブ:人生を生きようとしたり、何かを起こそうとしたりする存在は存在しません。生(life)が自らを生きているのです。

質問者:そして、その生もまた、表現の仕方が違ってくるのではないでしょうか?  信じられている対象が存在する場合と、存在しない場合では、表現の仕方が異なります。どちらにしても、生は表現を続けていますが、その対象への信念がなければ、表現の仕方は違ってくるでしょう。

ボブ:では、そもそも、信じられている存在はどこから来たのでしょうか? そもそも、その存在は存在していたのでしょうか?

質問者:いいえ、存在しませんでした。信念は存在していました。

ボブ:それでも生は存在していました。生が、その見せかけを生み出したのです。

2025/10/15

私の本質は愛のはずなのに、どうして私には嫌いな人がいるのでしょうか? ルパート・スパイラ

If Love Is My True Nature, Why Do I Dislike Some People?   Rupert Spira

歯車マーク→音声トラック→日本語、もしくは自動翻訳(字幕)で見ると、日本語で見ることができます。
ルパート・スパイラはすばらしいですね。

2025/10/14

非二元を探求する方法の一つは、「見る能力」を観察することです

非二元を探求する方法の一つは、「見る能力」を観察することです。
「見る」ことは、今まさに誰の力も借りずに自然に起こっています。目を開けていると見ることが起きます。そして、目を閉じている時でさえ、まぶたの裏に暗闇が見えます。(見る対象は変化しますが、見る能力自体は変化しません)
すると、マインドが現れてそれを解釈します。そこに「私」がいる、とマインドは言います。その「私」が「見ている」と言い、その「私」が光景を見ていることになるです。それは行為者であり、見る者です。それは存在することになり、それが行為をやっていると主張します…
このように、マインド(思考能力、論評)は、見るという単一の行動に主観と客観の分離をもたらします。
「私」がそれをやっているという概念がなくても、見ることは依然として続いています。
マインドのこうした解釈が、うわべの上で二元性を生み出しているように見えることに気づいてください。そのやり方を観察し、理解を深めてください。
                                    セイラーボブ

2025/10/12

非二元の教師の最近のYouTubeについて

最近知ったのですが、非二元の教師の最近のYouTubeの中には日本語音声や日本語字幕(自動翻訳)で見ることができる英語動画があるということを知りました。ルパート・スパイラについてはすでに動画を何本か紹介済みです。

そして、フランシス・ルシールのYouTubeにも日本語で見ることができる動画がたくさんあると知りました。フランシス・ルシールの動画には興味深いものや参考になるものがたくさんあります。


これは画期的なことだと思います。もちろんAIの翻訳は完璧ではありませんが、なんとか非二元を学べるレベルにあると思います。最近のAIの急速な進歩を考えると、翻訳の精度はもっとよくなると思います。非二元の教師たちが日本語でも見ることができる動画をどんどん作ってくれるようになれば、日本の人たちにとって非二元の理解が容易になるのではないでしょうか。そして、 巷に溢れる「なんちゃって非二元」を一掃してくれると期待しています。

セイラーボブのYouTubeはどうかというと、今のところ日本語で見られるようにはなっていません。そういう設定に直してくれたとしても、AIはおそらくボブのモゴモゴ英語を翻訳できないのではないかと思います。カットが今やっているミーティングをそういう設定にしてくれるといいなとは思うのですが、気軽にお願いしてできる事なのかどうかもわからないし、私の場合はAIの翻訳よりは英語で正確に聞きたいと思うので、お願いしないでいます。

もはやどの教師のビデオであれ、日本語で見ることができるすばらしいものを見つけたらブログに掲載していきたいと思います。もちろん私が支持する教師に限りますが。
それにしても技術の進歩はすごいですね。

2025.10.23追記
セイラーボブ関連のYouTubeでも、字幕のところに自動翻訳機能があって、それを利用すると日本語字幕で見ることができるということを今日知りました。今までそのことを知らずに、ブログに書くときは自分で英語を聞いて書き起こしていました。こんな便利なものがあることを知りませんでした。これなら、私がわざわざ日本語に訳す必要なく見ることができます。今までの苦労は何だったんでしょうか。まあ、AIの翻訳は時々「とんでも翻訳」になっているので、まあ、しょうがないけど。日本語字幕でじゃんじゃん見てください。

2025/10/11

思考と知覚が無かったら、私とは何なのでしょう?  ルパート・スパイラ

What Am I in the Absence of Thought and Perception?   Rupert Spira
歯車マーク→音声トラック→日本語、もしくは自動翻訳(字幕)で見ると、日本語で見ることができます。

カリヤニが言ったようにルパート・スパイラの説明はわかりやすいです(本は難しかったけど)。ファンが多いはずですね。

日本語の字幕と音声両方出るビデオはここ最近のものに限られ、それほど多くありません。
もちろんYouTubeのAIは出版翻訳家のように上手には訳してくれませんが、非二元を学んでいる方なら足りない部分は推測すれば十分に理解できる精度ではないかと思います。

2025/10/10

夢をあるがままに知るだけで十分です

ボブはレオ・ハートンと会ったことはありませんでしたが、電話で何度も話をしたので、ボブの影響はレオの著作に非常に強く表れていました。
ボブもまたレオの表現を大変気に入っていて、時折、彼の著書のタイトル「夢へと目覚める」を例に挙げて、夢から目覚める必要はないということを私たちに思い出させてくれました。
夢をあるがままに知るだけで十分です。「夢自体が問題なのではない」とニサルガダッタは言いました。
                                 カット・アダムソン

拓追記:セイラーボブはダグラス・ハーディングやジョーン・トリフソンとは面識があります。ロンダ・バーンにも教えを説きました。こうしてみると、非二元の教師たちは結構、横のつながりがあるようです。でも説き方はそれぞれ違いがあって興味深いです。

2025/10/08

無限の意識(awareness)には視点がない   ルパート・スパイラ

Infinite Awareness Has No Point of View     Rupert Spira

歯車マーク→音声トラック→日本語、もしくは自動翻訳(字幕)で見ると日本語で見ることができます。AIの声と実際の声がかけ離れているので、音は元のまま英語にしておいて、日本語の翻訳(字幕)で見ると雰囲気がでます。ちなみに自動翻訳の日本語と音声トラックの日本語は訳が違います。おそらく、画像と長さを合わせる都合があるのではないかと思われます。

ルパート・スパイラのYouTubeを今後も掲載していく予定です。彼の語り口はとてもわかりやすく、セイラーボブと重なる部分が多いです。ありがたいことに最近のものは日本語の音声と字幕で見ることが可能となりました。

2025/10/07

生がそれ自身を生きているのです

ボブ:反応は起こるかもしれませんが、それを「あなた」がやっているわけではありません。怒りを含むある種の感覚は、身体を動かすために役立つものです。

質問者:私が言いたいのは、たとえば職場で誰かが「それは最悪だ。お前の仕事は最悪だ」って言ったときに、もしそれに腹を立てたら、それは私のエゴが反応してるってことですよね。

ボブ:ええ、あなたには利害関係があるということです。

質問者:まさにそれです。もし私がこの作り上げられた存在、つまりエゴとそれほど同一化していなかったら、そんな言葉にも腹を立てることはなかったはずなんです。ただ通り過ぎていっただけでしょう。

質問者:これが本質のように思えるんです。あなたは、二つの異なる状況があると言ってるわけじゃない。すべては生命の本質がやっていることだと。そして、その作られた存在が「私」ではないと気づいたとき、人生はもっと楽になるってことですよね。

ボブ:ええ。生は、それ自身を生きているにすぎません。
何かの存在が人生を生きようとしたり、これを起こそうとか、あれを達成しようとかしてるわけではありません。
生がそれ自身を生きているのです。

2025/10/04

あなたは生まれも死にもしない  ルパート・スパイラ

You Are Not Born and You Never Die      Rupert Spira

このYouTubeは秀逸です。歯車マーク→音声トラック→日本語で見ると、日本語で聞くことができます。
少しぎこちない日本語ですが、なんとか理解できる精度で訳してくれます。それにしてもYouTubeの進歩はすごいですね。

2025/10/03

「何か」を探し求めても、見つけられるのはただの意識(awareness)にすぎない

すべての苦しみは、自分が何か限界のあるものだと信じることから生まれる。

その「何か」を探し求めても、見つけられるのはただの意識(awareness)にすぎない。

                                                                                                                                     セイラー・ボブ