ボブ:人生を生きようとしたり、何かを起こそうとしたりする存在は存在しません。生(life)が自らを生きているのです。
質問者:そして、その生もまた、表現の仕方が違ってくるのではないでしょうか? 信じられている対象が存在する場合と、存在しない場合では、表現の仕方が異なります。どちらにしても、生は表現を続けていますが、その対象への信念がなければ、表現の仕方は違ってくるでしょう。
ボブ:では、そもそも、信じられている存在はどこから来たのでしょうか? そもそも、その存在は存在していたのでしょうか?
質問者:いいえ、存在しませんでした。信念は存在していました。
ボブ:それでも生は存在していました。生が、その見せかけを生み出したのです。