「そこにエンライトメントはあるのか?」
だがしかし、探求そのものに疑問を抱いたことはなかった。
エンライトメントは存在すると思い込んでいたため、探求しなければならなかった。
探求そのものが私を窒息させ、自らの自然な状態から遠ざけていた。
精神的にも心理的にも、エンライトメントなどというものは存在しない。
なぜなら、魂や精神などというものは全く存在しないからだ。
私は生涯を通して、ありもしないものを探す愚か者だった。
私の探求は終わった。
U.G.クリシュナムルティ