2024/12/31

良いお年を

大晦日。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
facebookによると、セラーボブは毎日看護師に来てもらって、痛みに対処するための投薬治療をやってもらって静かに過ごしているそうです。
私の中のボブのイメージは、まだ元気旺盛なころ、誰の助けも借りずに週三回90分間、迫力満点でしゃべっていたころのままです。
最近のボブは、話すことさえままならないような様子で、それをYouTubeで見るのは忍びない思いでした。でも、そうした姿を見せることもある種のメッセージなのかもしれません。

セイラーボブは何も特別な存在ではなく、他の人と同じように、老いることも病に苦しむこともあるのだということを見せているのかもしれません。そこには、インチキマスターにありがちな、特別なカリスマ性を演出しようという意図は微塵もありません。
大切なのはグルではなく、メッセージなのだと日頃言っていることを体現しているのかもしれません。そして今はカットや他の数人の語るメッセージに耳を傾けています。
一日でも長く、ボブがそうしていてくれることを願うばかりです。

この一年をブログ上で振り返ると、前半は昨年カリヤニが日本に来たことから引き続いて、ボブ以外の非二元の教師について書きました。後半は、佐々木閑先生のYouTubeと、セイラーボブのポインターを中心に書きました。セイラーボブのポインターは大半がボブのfacebookから拝借したものです。その言葉は、カットが書いていると思われますが、何から引用しているのかは知りません。

日々のポインターは基本的にはネット上にあるものからの引用であり、書籍からのものではありません。書籍、特に「LIVING REALITY」には良い言葉や、おもしろい話がたくさんあるのですが、著作権の問題があるので引用することを控えています。ボブの教えの全体を知るには、やはりこの本が一番良いと思っています。

さて来年も今までと同じような感じで、繰り返しボブのメッセージを伝えていきたいと思っています。自分でも同じようなことばかり書いているなと思うのですが、ボブだって同じことを40年以上も話してきたのだから、これでいいのだと思います。以前のようにミーティングを訳して載せるといいなと思うのですが、あれはけっこう時間がかかるので、今のところは予定していません。それと、残念なことに、ボブが一人で話していたころのYouTubeはあまり残っていません。

非二元の教えは、理解したら終わりということではなく、それを生きなければ意味がないと思うのです。本当に「私」は実在しないと身に染みているか。いるはずのない「私」が架空の悩み事にどっぷりと巻き込まれていないか。いるはずのない「私」がありもしない明日の心配ばかりしていないか。

繰り返しボブの言葉に触れることが助けになると思っています。このまま引き続きコツコツとやっていきます。あまり目新しいことは書けないかもしれませんが、また気が向いたら読んでみてください。

みんさんにとって来年が良い年となりますように。