2023.5.7ミーティング 39:35から
カット:オンラインで見ているみなさん、ようこそ。今25人の人が参加していて、もちろんその数は変動しますが、たくさんのウエルカム・メッセージやスピールに対する賛辞が届いています。ビルから、「心からのすばらしいスピールでした」。そしてたくさんの「おはよう」が届いていますが、質問はありません。オンラインのコミュニティ、映像、話題に啓発されてみなさんがシェアするかもしれません。そして、私たちはすべての人がシェアするように招待しています。
というのも、これは本当にとてもシンプルなことだからです。存在を認識すること、存在の奇跡を認識することは、複雑なことでも高度に洗練されたことでもなく、鋭い知性や識別力といったことが必要なことでもありません。それは存在意識、意識の存在にすぎず、それがここにあるものです。ボブが初めに言ったように、それは何かを教えることではありません。
それは教えることではありえません。それは、その瞬間をシェアすることにすぎません。それがある程度いつものことなっている人もいれば、この瞬間、存在の中にただリラックスした時、思考のない人もいます。そうした瞬間に注意を向けることは、ある程度認識することにかかっています。それは重要なことであり、愛すべきこと、そのために私たちはここにいます。というのも、私たちは生の神秘をシェアするためにここにいるからです。
私はまだそれを経験していないとか、知的には理解したけれども、という観念を持っている人もいます。でも、知的にということには意味がありません。観念を知的に理解することはできるかもしれませんが、非二元は観念とは何の関係もありません。思考や知識とは何の関係もありません。知的な物語は理解ではありません。それは物語の中の信念にすぎません。
それは、否定できないような理解の深み、あるいは、自分は存在するということに気づくことであり、それが理解です。私たちが何かを理解する時のやり方とは違った確かさ。それは存在のとてもシンプルな認識です。そして、マインドではなくハートをそれに注ぐことです。マインドをリラックスさせてください。(携帯を見て)クラウディアからです。「リマインダーをありがとう」。クラウディア、よく来てくれました。
誰かそれをシェアしたい人はいますか? それがどのように明らかになったのか、どうやってそれが輝いたのか、その認識を存在することへの愛へ注いだだけでそれがさらに輝いた時、それがどのように現れたのか。(ボブを見て)生全体が現れたことを体験することであり、その最高点、最も深いところからのそのハートの表現、生、存在の一体性、喜び、輝きが表現された瞬間。それが明らかになった瞬間、それが自ら輝いた瞬間、そしてそれを不鮮明にするものが何もない状態。それは非常な喜びです。
でも、その反対の心配もあります。それは、雲を認識することです。そこには不鮮明さがあり、明瞭さが妨げられてしまいます。それを体験することができません。そうした可能性もまたあります。なぜなら、今その瞬間に体験していることが生を体験していることだからです。何か違ったようにあるべきだという考えはまた別の考えです。それを認識することもまた良いことです。
参加者:ちょっと話させてください。何と話していいのかわからないのですが、まずボブにお礼を言いたいのです。今朝のスピールを心から楽しみました。それはすばらしかった。あなたが話をして、カットが共鳴したシンプルさについてです。そのシンプルさは、虚偽を見抜くことによってのみ起こります。
それがなされるまでは、生はとても複雑なものに見えます。というのも、私たちは見せかけ、時間、分離した存在を実在であると信じるように条件付けされていて、それにますます執着するようになるからです。社会もそうです。そして実際、「私」という視点からはまったく抵抗しがたい複雑なものです。
そして、ここへやってきて調査をすることは、そうした観念を打破するためにはとても大切なことだと思います。私たちはそうした観念を暗黙のうちに信じています。それはたくさん見て調査することを必要としますが、ボブが言うように、私たちはそれを自分でしなくてはいけません。それは洋服を仕立てるようなものです。誰も代わりにやることはできません。
なぜなら、それぞれ人、あるいはパターンはユニークであり、ある人には役立つことが、他の人には役に立たないかもしれないからです。でも、ポインターをそれぞれ違ったやり方で聞くというのはパワフルだと思います。あなたが今朝言ったことが好きです。どの思考が役に立つのか、どの思考が単に自己中心の考え・欲望・あれこれ起こって欲しいことなのか、どの思考が何をすべきかのガイドになって役に立つのかを見分けること。
見せかけを見抜くこと、見せかけは絶えず変化しているということを知ることは驚くべきことです。随分長い間この部屋へ通っていますが、天井にはたくさんのひび割れが起き、塗料がはがれています。それは永遠のものではなく、何も永遠ではありえません。空間のものすべては、あなたがスピールで言ったように、堅固に見えても実際は、空間という言葉でさえ実際ではありません。言葉によって騙されて、言葉がそれであるかのような確かなものとなります。それは調査されなくてはいけません。
そうしたことすべては、調査してみると驚くべきものです。指摘されたところを見てみると、それは自身にとっての真実となります。とても感謝しています。