2021/05/18

おたよりをいただきました。

20年に及ぶスピリチュアルの探求(そして幻滅)ののち、ここ数か月ほど非二元の分野に興味をひかれ、ラメッシバルセカールやダグラスハーディング、ニサルガダッタマハラジなどを読み、「ここには真実が書かれている」という謎の確信を感じつつも、同時に理解する難しさを感じていました。そんなときセーラーボブの本を読み、「この人の説明はとてもわかりやすい!」と感激し、拓さんのHPにたどり着きました。そして拓さんの解説があることにより、セーラーボブが伝えようとしていることがより鮮明にクリアーに、そして、な~んだそういうことか~と「普通に」理解する事が出来ました。すばらしいHPを作成して下さり、それをこうして無料でシェアしてくださり、本当にありがとうございます!どうしてもひとことお礼を述べたくてメッセージ送りました。これからもっと読み込んでいけるかと思うと、喜びがじわじわとわきあがってきます。

よろしくお願いいたします。
ひろ

おたよりをありがとうございました。
こういうお礼のおたよりをいただくと、とてもうれしいです。何年もの間、せっせとブログを書いてきましたが、お礼や、理解できたというおたよりをいただくことはほとんどなく、ブログを書くモチベーションも下がり、そろそろホームページ化しようと、3月に休止したところでした。

やっとこういうおたよりをいただけるようになったと喜んでいます。
がんばってまたブログを再開しようと、モチベーションが上がりました。

ついでに私の近況を書いておきます。
その後、毎日せっせと仏教関係の本を読んでいます。

驚いたことに、そうした本を読んで、根本的にはセイラーボブと同じことを説いている人や経典がたくさんあるということを知りました。長年、スピリチュアルの本を読んできたつもりでいたのですが、仏教は形骸化した宗教に違いないと決めつけて、その方面の本は全く読んできませんでした。

でも、仏教関係の本の中で、「あるのは意識だけである」「私は実在ではない」「実在としての物は存在しない」「一切は空である」「主体と客体はなく、一つのものである」というフレーズをたくさん見つけました。そして、仏教で説いている悟りも、エンライトメントや覚醒ではなく、理解であると確信しました。

今せっせと本やサイトを読んで学んでいるのですが、使われている仏教用語が難しかったり、解説する人によって微妙な違いがあったりして理解するには時間がかかるため、ブログに書くのは、しばらく先になると思います。

参考になればという思いで、今後読む予定の本のキーワードを書いておきます。

龍樹(りゅうじゅ)、中観(ちゅうがん)、唯識(ゆいしき)、世親(せしん)、唯識三十頌(ゆいしきさんじゅうじゅ)、唯識二十論、法華経、華厳経(けごんきょう)、楞伽経(りょうがきょう)、達磨、黄檗(おうばく)、六祖檀経(ろくそだんきょう)

唯識(ゆいしき)とは読んで字のごとく、「ただ意識だけがある」という教えで、それが大乗仏教の根本思想であり、その教えが今日でも仏教の中で脈々と受け継がれています。「ただ意識だけがある」と聞いただけでもセイラーボブの世界を連想してワクワクしてきます。ブログ再開後はこうしたキーワードを中心に書いていく予定です。