2025/12/22

自己探求はどうやったらいいのですか? ルパート・スパイラ

How Do I Practice Self Enquiry?
日本語で視聴することができます。自動翻訳は I (私)をeye(目)と誤訳している箇所があるので注意。

YouTubeの解説(Google翻訳)

ある女性が自己探求(不幸な自分を見つけること)のプロセスを理解しようとしており、ルパートにその仕組みを説明してほしいと頼みます。

彼はいくつかの素晴らしい例えを用いて、その意味と自己探求のプロセスを明確に説明します。
「今、自分の経験を探求してみると、真に自分自身と向き合い、自分が何者であるかを発見し、それから再び振り返って不幸を探しても、もはやそれを見つけることはできないことに気づきます。つまり、不幸の原因は人間関係でも、状況でも、活動でもありませんでした。そして、この不幸の原因の発見こそが、真の幸福がどこにあるのかというヒントを与えてくれるのです。」

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ルパートは不幸な女性が、その不幸の原因は何にあるのかを探すことによって、自分とは何かを見つけるやり方を説明しています。私( I )は自分とは思考や感情のかたまりのことだと思っているために、その思考や感情が不幸な経験をすると、自分は不幸だと思うことになる。

しかし、思考や感情はやって来ては去っていく。では、去っていくことの無いものとは何か? それを順番に説明していき、最後に幸福とは何かを教えています。
どこかで聞いたような話ですが、何か新鮮な感じがします。

2025/12/20

内側の平和にたどり着くにはあとどれくらいかかりますか? ルパート・スパイラ

How Much Longer on the Path to Inner Peace?  Rupert Spira
歯車マーク→音声トラック→日本語、もしくは自動翻訳(字幕)で見ると、日本語で見ることができます。

YouTubeの解説から(Google翻訳)

人は内なる平安への道をあとどれだけ歩まなければならないのかを知りたがります。いつになったら真の本質を認識し、それとして生きられるのでしょうか?

ルパートは言います。「あなたがおっしゃっているのは、認識の欠如ではなく、認識はすでに起こったということです。しかし、40年間、世俗的な対象に幸福を求めてきた古い習慣がまだ残っており、その後、精神的な伝統の中で悟りを求める、より洗練された衝動が芽生えています。その衝動はまだ収まっていないのです。」

「しかし、この集団の中に留まれば、その衝動は徐々に収まり、真の本質の平安の中に身を置くことになるでしょう。しかし、その過程が完璧になるまで待つべきではありません。思考、感情、行動、そして人間関係のレベルで、私たちは決して完璧ではないと思います。心身が非二元の理解によってより深く浸透する余地は常にあるのです。」

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近道はないのか? そして悟りとは?  質問者は、もう自分はいい歳なので自らの本質を知る近道を教えて欲しいと尋ねます。それに対してルパートは、ここで体験した内側の世界についての思考や感覚が外側の世界の活動や関係性と一致、統合されるのは時間がかかることであり、それには終わりがないと答えます。そして、あなたはここで瞑想して自らの本質を体験して、もうすでにそれを理解して知っているにもかかわらず、もっと素敵なエンライトメントを求めてしまうのです、と答えています。

2025/12/18

どこにも分離はありません

質問者: エネルギーは記憶を保持できますか?

ボブ: エネルギーは記憶です。記憶はエネルギーです。この二つを切り離すことはできません。

質問者: 光線を捉えることはできますか?

ボブ: 私は光線です。

質問者: つまり、これまで生きてきたもの、あるいは死んだものはすべて、今ここにいるということですね。なぜなら、この瞬間しか存在しないからです。

ボブ: その通りです。だからこそ、仏陀は「すべての衆生はあなたの父であり、あなたの母であった」と仰ったのです。そして、あなたも今、衆生なのです。ですから、あなたは他のすべての衆生の父であり、母であったに違いありません。どこにも分離はありません。

2025/12/16

人生の本当の目的  ルパート・スパイラ

The True Goal of Life  Rupert Spira
日本語音声、もしくは日本語字幕で視聴できます。音声の方が翻訳が正確です。

YouTubeの解説(Google翻訳)

人生の目的と目標についての対話。真の幸福を得るために何が必要か、そして幸福と真の目的を見つけるための鍵を見つけること。

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人生の目的は何ですか?という問いに対してルパートは、「幸せになること」と明確に答えます。

ルパートはアムステルダムの街を歩きました。そこにはバンジージャンプをする人たち、教会でミサに参加する人たち、そして売春街で女を買う人たちがいました。彼らは皆同じことを求めてその行為をやっています。それは、分離した自己の喪失を味わうこと。つまり、無限のアウエアネスを味わうということです。

私たちの本質は無限のアウエアネス(意識)ですが、誤った思い込みや感情のベールがそれを見えにくくしています。それを取り去ることが分離した自己のやろうとしていることです。

無限のアウエアネスは幸福そのものです。私たちは皆そのことを知っています。だから、それを味わおうとして外側の世界にそれを求めるのですが、実際には幸福は外側の原因にあるのではなく、内側にあります。人生の本当の目的は、誤った思い込みや感情のベールを取り去ること、それが幸福になるとことです。という話でした。

途中、ラマナ・マハルシに突然起こったことの説明も出てきます。こういう体験を一瞥体験というなら、それもありだと思います。でもそれはあくまで疑似体験にすぎません。

YouTubeの翻訳はどういう仕組みなのか知りませんが、字幕と音声は別の翻訳になっていて、字幕より音声の方が誤訳が少ない印象です。でも、音声は早口になると誰の発言かわからない時があります。一番良いのはもちろん英語で聞くことです。時間と多少の英語力のある方は英語の文字起こし機能(もっと見るをクリック)を使って見ることをおすすめします。

2025/12/14

アウエアネス(意識)とは何か? ルパート・スパイラ

What is Awareness?     Rupert Spira
日本語字幕で見ることができます。

YouTubeの解説(Google翻訳。ただし、気づきという言葉を(アウエアネス)で補足)

自身の経験を必死に理解しようと努める女性が、ルパートに「気づき(アウエアネス)とは何か?」と問いかけます。そして、人生の中でどのようにこの問いを理解しようとするのか、彼女は気づき(アウエアネス)が存在しない時期があることを説明します。ルパートは、気づき(アウエアネス)の概念、そして意識と存在がいかにして気づき(アウエアネス)であるかを、わかりやすく解説します。

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深い眠りの中にもアウエアネス(awareness)はあるということ、それが無かったことなど一度もなかったと説明しています。このあたりの説明はボブとまったく同じで、どうして深く眠ったと言えるのかという問いから始まります。深く眠ったのを覚えているのは何なのか?

マインドは主体であり、マインドは客体を認識する。ところがアウエアネスは主体であり、そこにマインドがない状態(深い眠りの中)では、マインドとっては何も認識する対象がない。しかし、それでもそこにはアウエアネスがある。そもそもマインドはアウエアネスを認識することはできない。

そして最後には私たちは生まれることも死ぬこともなく永遠に輝き続けるもの。限界のないもの。幸福と平和がそのものだと言っています。

動画のAIが「awareness」を「気づき」と訳さずに、「意識」と訳してくれたおかげで、割とわかりやすい字幕になっています。時々わけのわからないところもあるけど。

2025/12/12

あなたは常に存在し、これからも存在し続けます

ボブ:それでもそれは意識、あるいは生命の本質と言われているものです。それはあらゆるものとして表現されています。
私は青い海の例えを使います。海に行くと海は青く見えるでしょう。バケツで海の水を汲んでみてください。海は青くないこと、今も昔も青くなかったことが分かります。しかし、それがどのように表現され、見えるかを止めることはできません。青く見えてはいますが、その真実を知れば、青いという誤った思い込みから解放されます。

それを探求すれば、自分が別の存在であるという誤った信念から解放されます。あなたは、あらゆるものとして現れ表現されたたった一つの生命の本質であることに気づきます。
あなたは常に存在し、これからも存在し続けます。それは肉体を持たず、マインドも持たず、時間も空間も持たず、誕生も死もありません。これらすべてを含んでいます。その逆ではありません。

2025/12/10

あなたは純粋な知性である  ルパート・スパイラ

You Are Pure Intelligence   Rupert Spira
歯車マーク→音声トラック→日本語、もしくは自動翻訳(字幕)で見ると、日本語で見ることができます。

YouTubeの解説(自動翻訳)

存在の本質は純粋な知性として説明することができます。それは私たちの本質、そして愛、慈悲、知恵といったいわゆる意識の性質とどのように関係しているのでしょうか?

ルパートはこう言います。「知識には常に形がありますが、あらゆる知識の源である認識は形がありません。そして、純粋な知性は形がないからこそ、あらゆる一時的な形、つまりあらゆる考えや経験をとることができるのです。」

「認識とは、あらゆる経験を照らし出し、あらゆる経験を認識可能にするものですが、それ自体は経験ではありません。それは純粋な輝き、純粋な知性に過ぎません。」そして、あなたは常にそれなのです。

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純粋な知性(pure intelligence )、純粋な意識(pure consciousness)、知る働き(knowing)など、セイラーボブが使う言葉と同じような言葉、同じような内容が出てきて興味深かったです。スクリーン(日本語訳では画面となっている)の例えは全く同じ。「あなたは純粋な知性なのです」だなんて、ボブとそっくり。この二人はどっちかがパクっているんじゃないかと思うほど似たことを言う。でも、ボブの場合は「純粋な知性エネルギー」と言うことが多いので少しは違う。まあ、同じことを教えているのだから、似ていて当然なんですけど。

セイラーボブの場合は、どちらかというと感覚に訴える説明が多く、いわば右脳に訴えるような感じですが、ルパートの場合はもう少し細かい説明があって、左脳に訴えるような感じがします。

理屈を求める人にとってはボブの説明よりルパート・スパイラの説明の方が向いている気がします。私はセイラーボブから学んだので、ボブの説明のやり方が好きなのですが、人に説明するにはルパートの説明の方がわかってもらえるのかもしれません。

2025/12/08

あなたと私は、そのひとつの本質なのです

質問者: なぜ「知性エネルギー」という言葉を使うのですか? それが一つのものだからですか?

ボブ: そうです。私が話しているのは知的能力のことではなく、この宇宙全体をパターン化し、形作り、機能させている知性のことです。この部屋には様々なレベルの知的能力の人がいます。あなたはおそらく私よりもずっと賢いでしょう。それが知的能力です。

しかし、知性は私たちを一つのものとして作り上げ、形づくり、形成しています。
あなたと私は、そのひとつの本質なのです。
「あなた」も「私」も実在ではありません。

2025/12/07

カリヤニとピーターのサイトの紹介

カリヤニとピーターのウエブサイトがリニューアルされたので紹介します。


個人セッションもやっているようです。もちろん英語で会話できる必要があります。
でも、会話そのものは私の純ジャパへなちょこ英語でも大丈夫なので、自信のある方はどうぞ。価格は応談のようです。

私はカリヤニとピーターの個人セッションを受けたことはありません。
でも時々思うのは、オーストラリア滞在中に彼らの個人セッションを受けていたら非二元を理解するのがもっと早かったかもしれないと思う時があります。

お二人とも相変わらず若々しくお元気そうです。それにしても立派そうな家。ゴールデンリトリバー?飼ってるんか。

2025/12/06

誤った思い込みを解消する  ルパート・スパイラ

Dissolving False Beliefs  Rupert Spira
歯車マーク→音声トラック→日本語、もしくは自動翻訳(字幕)で見ると、日本語で見ることができます。

YouTubeの解説(自動翻訳)

これがすべて夢だと知ることは、どのように誤った信念に対処するのに役立つのでしょうか?非二元的な理解は、夢の様々な側面を変えることを可能にするのでしょうか?

ルパートはこう言います。「すべてが夢であるというこの理解は、二元性という幻想を見透かし、その根底にある唯一の現実を見出すことを可能にします。夢は依然として主観と客観という観点から構築されており、それ自体は変わりません。しかし、私たちがこの世界でどのように活動するかは確かに変化します。」

「私たちのオペレーティングシステムは、分離のパラダイムから一体性のパラダイムへとアップグレードされ、それは私たちの考え方、感じ方、行動、そして人との関わり方を根本的に変化させます。私たちの世界が今日の状態にあるのは、分離という誤った信念に基づいているからです。」世界社会にとっての究極の解決策は、この一体性の理解にあると私は考えます。それが人類の唯一の希望なのです。」

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セイラーボブは非二元を理解すると何が起きるかということをあまり話しません。そこにはほのかな喜びがあるとか、ほのかな愛がある、と表現します。でも、ルパートは、世界が夢であるということを理解すると、内側の世界も外側の世界も変わっていく、人との関係性も変わり、世界が変わっていくと説きます。このあたりがルパートの人気の理由ではないでしょうか。

内側の世界も外側の世界も良いものに変わっていくなら、誰もがそう願ってルパートの教えを理解しようとします。私たち一人一人が分離した存在だと信じることが世界で起きている問題の根源であり、その唯一の解決策は、私たちは一つの無限の意識だということを理解することだと言います。

そしてこの動画では質問者に、来週一週間、行動する時は自分や人々の背後には一つの無限の存在があるのだということを意識して行動するようにとアドバイスします。

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ルパート・スパイラのミーティングが気になって、ルパートのサイトで調べてみました。ルパートは年に何回かEvening Meeting(2時間)をやっていて、申し込みをすれば誰でも参加できるようです。参加費はドネーションとなっています。どのくらいが相場なのかはちょっとわかりません。今時は円安のせいでイギリスに行くだけでも大変なので、行こうという気は起きませんが、実際に会ってみたい気がします。

リトリートの方はどうかというと、一週間ぐらいのものが年に何回かあります。宿泊食事込みの料金なので結構高い。その余分に開催場所まで行く航空券代を考えると、これまた行く気になれない。ルパートは1960年生まれ、現在65歳。そのうち日本に来ないかな。来ないな、たぶん。

2025/12/05

「Rupert Spira 非二元のエッセンス」YouTubeの紹介

以前にもこのブログで紹介しましたが、ルパート・スパイラのYouTube動画に和訳をつけて公開されている方がみえます。説明によると、ルパート本人の了解のもとで公開されているようです。わかりやすい和訳がついているのでとても参考になります。再度ご紹介させていただきます。


このYouTubeをやってみえるのは堀田 真紀子さんです。
サイトでは非二元関連や奇跡のコースについてもいろいろ書いてみえます。


堀田 真紀子さんのサイト

2025/12/04

意識はずっとそこにありました

質問者: 深い眠りの中でも意識に気づくことができると聞くと、とても興味をそそられます。どうしてそんなことが可能なのでしょうか?

ボブ: あなたは自分が無意識であることに気づいています。朝起きたとき、「ぐっすり眠れた」と言いますが、どうしてそれがわかるのでしょうか? 何も起こっていないと意識していたに違いありません。眠っていた時、マインドは休止状態でした。しかし、呼吸は続いていて心臓は鼓動し食べ物は消化され、細胞は入れ替わっていました。多くの活動が起こっていたにもかかわらず、思考、あるいはうわべ上の意識は休止状態でした。休んでいたのです。

深い眠りの中で誰かがあなたに呼びかけると、あなたはそれを聞きます。聴覚はまだそこにありました。彼があなたを揺さぶると、あなたは目を覚まします。マインドが動き始めます。

意識はずっとそこにありましたが、あなたはそれに気づいていませんでした。今、あなたが意識に気づいていないのと同じように。あなたは今、意識がないのですか?  意識はそこにあります。注意が向けられるまで、あなたはそれに気づきませんでした。

「ああ、そうだ、私は気づいている」と口にした瞬間、あなたはそれを客体化してしまいます。つまり、客観化したのです。
しかし、それは完全に主観的なものなのです。

2025/12/02

私は教師ではなく、アーティスト ルパート・スパイラ

I’m an Artist, Not a Teacher  Rupert Spira
歯車マーク→音声トラック→日本語、もしくは自動翻訳(字幕)で見ると、日本語で見ることができます。

YouTubeの解説(自動翻訳)

ダイレクトパスにおいて、「スピリチュアル・ティーチャー」の役割は依然として重要なのでしょうか?人は、真の自己を認識することで人生が改善されるかどうかを知りたがります。では、非二元的な理解によって影響を受けていないように見える人生の側面はどうでしょうか?

ルパートは言います。「はい、人生が改善されることは期待できます。通常はまず内面的な面で、平穏や充実感といった面で変化が現れ、やがて、私たちの世界に対する経験もこの新しい理解を反映します。しかし、これには通常、より長い時間がかかります。」

「私も同じです。私の経験のあらゆる側面がこの理解と100%一致しているとは言えません。私にも盲点があり、自分が完璧であるかのように装わないことが重要だと思います。」

「しかし、教師であることに伴う完璧さの投影に惑わされないことが重要だと感じているだけでなく、教師であることの投影さえも信じていません。」自分を先生だとか、あなたを生徒だとか思うのは傲慢でしょう。私はむしろ、真実への理解と愛を分かち合うアーティストです。ただそれだけです。先生と生徒の関係なんて、余計な負担です。ここで私たちがやっていることは、全く必要ありません。

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質問者は自己の本質を理解すると、自分の人生が変わると期待していいのか?と尋ねます。それに対してルパートは、まず内側が変わり、平安がやってきて、人の発言で傷ついたりすることが減っていくと言います。そして外側も変わっていき、対人関係や周りの状況が変わっていくが、それには時間がかかると答えます。

その変化は、ある日突然起きるのではなく、長い時間をかけて自分でも気づかないうちに少しづつ起こる。それはあとで振り返って気づくと変わっていたというように起こる。しかもそのプロセスは終わりがなく、ある意味一生続くと言います。

そしてすべてが完璧になるわけではなく、ルパート自身にも理解の及んでいかない領域(自動翻訳では盲点と訳されている)があると言います。(繰り返し繰り返し同じような問題や悩みが起こってくる領域があるという意味だと思います)。

そしてルパートは「私には何も教えるものがない」と言い、私とあなたたちの関係は教師と生徒でなく、友人であり、考えをシェアしているだけだと言います。あたかもアーティストが聴衆と音楽をシェアするように。

この話はとても意義深いものだと思います。多くの人は非二元を理解したら、ある日突然悩みから解放されてスッキリするだろうと思っていますが、そんなことは起きない。理解が浸透して少しづつ変わっていくが、その過程には終わりがなく、体とマインドがある以上は完璧にはなりえないと教えています。

インターネットの発達に伴い、多くの人が短絡的になっている気がします。非二元の本を数冊読んで非二元を理解したい、誰かのブログを読んで手っ取り早く非二元を理解したい、セミナー、リトリートに参加すればすぐに非二元が理解できて悩みも消えるだろう、と考えます。

でも、本当の理解はそんなに簡単に起きるものではなく、あれこれと自分で試してみてやっと起こる。運よく理解したとしても、それが浸透して内側と外側が変わっていくのはルパートが言うように長い時間のかかることだと思います。多くのマスターは完璧を演じようと努めますが、ルパートにはそんなところが微塵もない。私も完璧じゃないよ、というルパートの正直な態度が好きです。