ボブ:マインドは敵ではありません。それは便利な道具です。
でも、理解されないとそれは自己破壊的になります。
なぜなら、その同じマインドが私たちにこう言うのです。
「私は十分じゃない」「私は恐れている」「私は不安だ」「私は幸せではない」「私はうつ病だ」と。
マインドはそれらの概念を生み出し、それに信念というエネルギーが注がれると、それが本当のように見えてくるのです。
質問者:見る者と見られるものは、実は「見るということ」そのものなんですね。
マインドにとっては、それはとても神秘的に感じられますが、実はとても普通のことなんですね。
ボブ:見る者と見られるものは、私たちが「見るということ」に対して与えた概念にすぎません。
ただの概念です。
でもそれは、「見るということ」をまったく妨げてはいません。
どんな形でも、見るということはちゃんと起っています。