黄檗は、このブログでも一度取り上げています(黄檗希運)。あの時は、どこかの英文サイトから拝借して書いた記憶があるのですが、どこだったかよく覚えていません。もう一度、黄檗について学びなおそうと思って、何か参考になる本はないかと調べたのですが、黄檗に関する本はあまりない。一冊だけ手頃なものを見つけたので、アマゾンで買った。
おそらくこれは読めないだろういうことは、注文の時点で察しがついた。著者は有名な仏教学者の宇井伯寿。この時代の人の文章は、古くて読めない漢字が使ってある。文章も漢文調だったりする。復刻版なので、現代語に直してあるかもしれないと思って買ったが、だめだった。この時代の人の文章はおいそれとは読めない。鈴木大拙にも同じことが言える。鈴木大拙全集を読もうとしても、全く歯がたたなかった。
黄檗に関する記録はそれほど多くないようなので、おそらくこの本の元となったものが英訳されたのではないかと思います。
英語版としては、これが良さそう。
今、時間的な余裕があまりなくて、英語の本をじっくり読もうという気になりません。また時間に余裕ができたら読もうと思っています。一応備忘録として書いておきます。この本の参考サイト(Buddhist Wisdom)。
カリヤニがおすすめのヨーロッパの非二元の教師は、ルパート・スパイラだそうです。次回はルパート・スパイラについて書きます。