2025/02/20

Sailor Bob's Memorial Service 15th Feb 2025


2015年2月15日 セイラーボブ追悼式(抜粋、抄訳)

最初に一分間の黙とう。

カットの挨拶
最初にお断りしておきますが、ここにボブの遺品(帽子)がありますが、遺体はありません。すぐに会を催すことができなかったことを心からお詫びしますが、ボブは全体性であり、空だと言っていたので、それが彼の希望したことです。(会場笑い)

哀悼の詩の朗読(タス)

献歌(ジェーン)

タスとディーンによって、ボブの唯一の著書「BEYOND WORDS BEYONDE MIND」についての解説。

カットによるボブの生涯の説明。(スクリーン使用)
(画面)Dream Character Sailor Bob :1928.7.21~2025.2.06)

ボブという夢のキャラクターについて説明します。というのも、ボブという生(life)は空であり、生は死ぬことはないからです。彼は身体ではなく、愛です。彼に始まりはありませんが、彼の祖先(祖父母)は英国スコットランドの出身です。ボブの父ロバート・シンはガリポリ戦からの帰還兵でビーコンズフィールド(メルボルン郊外)に住み、そこでマリーと出会います。(14:25 ボブの両親の写真)

戦争の後二人は結婚し、一緒になり、(笑い)みなさんは現実をご存じですが、細胞間の命、精子と卵子が小さな胎児を創造し、ボブ生まれました。まだ何も知りません。(14:53 ボブが赤ちゃんの時の写真)

最初の10年は愛情に満ちたものでした。二人の姉、一人の弟、たくさんのいとこたちがいて、ビーコンズフィールにはたくさんのアダムソン姓今でもアダムソン通りなどの地名が残っていて、学校にはたくさんのアダムソンがいました。この写真(15:25)はボブ二歳の時、仔馬に乗っています。子供の頃は野生動物や鳥が好きでした。父親はとても忙しかったため、叔父であるアーサーが世話をして、木登り、野鳥の卵あつめ、ウサギ狩り、ボーイスカウト、ペットの訓練などをしました。

これはボブが生涯忘れることなく、九十代に何度も私に語った話ですが、彼が五歳の時のペット、ポッサム(16:01)です。彼はこの小さな生き物をとても愛していましたが、ある朝、一緒に寝ていて毛布の下で窒息死させてしまったのをみつけ、罪悪感、恥辱、苦痛を抱きました。その時の幼い子ども感覚が生涯彼を小動物に注意を向けさせました。一緒に歩いている時も溝を覗いて歩くのです。この写真(16:29)は彼が助けた小さな生き物が彼の足をよじ登る様子です。

州立学校3033(16:34)。彼は元気な子供で、教室の窓から外を眺めては、木登りに行くことを考えていました。偶然にも3033は我が家の前の路線なのですが、事故によってコースが変更になりました。

彼の十代。アーサー叔父さんと一緒に、さらに冒険的でした。不幸なことに酒へと導いかれ、愛国の道へと進みます。(17:10)これはダンデノン高等学校。彼はひどい生徒で、一年目に落第します。同じ学年をもう一回やった時には、怠け者だったにもかかわらず、クラス一番の優秀な生徒でした。

15歳の時に学校をやめて家族を助けて果物の収穫を手伝い、臨時雇いの仕事をしました。大恐慌の頃で大歓迎されました。それは脱走兵や犯罪者の世界で、彼らはボブに酒、たばこ、けんかを教えました。不運にもボブは酒を溺愛し、攻撃的で不満を抱く性格になりました。電報の配達などの仕事をしながら、年齢が来るのを待ち、17歳で海軍に入隊しました。

(18:23)駆逐艦アルンタ乗船契約の前に祖母を訪ねた写真。駆逐艦アルンタと12年間の乗船契約を結んだが、飲酒のため二年半後にクビになりました。クビになる前に銃や核兵器テストの訓練を受けていて、聴覚に障害を負います。それはかえって良いことをもたらし、彼の生涯の最後はとても楽なものとなりました。

でも、飲酒問題にも注意を向けなければいけません。次に何が起きたかを予想するのは容易なことです。次に起こったのは途方もないトラウマです。彼は日本からシドニーの精神病院の防音の独房(19:04)へと運ばれました。彼はどうしたらいいのか全くわからず、なぜ人々が彼を救おうとしているのかもわかりませんでした。

結局彼は、渡り歩く羊毛狩りの仕事を始め、他のたくさんの酔っ払いたちと国中を旅しました。アルコール中毒のせいで死の間近にいたこともあります。想像上の蜘蛛やドラゴンが彼を食べようとしている妄想にかられ、自ら銃口を口に突っ込んだ夜は、もっとも耐え難い夜でした。彼を支えたのは、オーストラリアの美しい詩でした。バンジョー・パターソン、ヘンリー・ローソンの詩をボブが引用するのを聞いたことがある人もいると思います。

最終的に彼は船乗りへと戻ります。(20:15身分証明書の写真)この笑顔を見てください。彼は酔っぱらっています。(一同笑い)おもしろい話があります。ムクラという船では、タンクで聖餐用ワインを運んでいました。三回ほど酔っ払いましたが、うまく逃げることができました。

彼がクビになったのはもう少しあとです。ある時、船が出航の時間になっても彼は現れませんでした。二時間後に現れた彼は、全身粘つく白砂糖まみれでした。積み荷の砂糖の上で寝ていたからです。船長は彼に船室に行って寝るように命じましたが、彼は反抗しました。

船にボルトで固定されていたテーブルをはぎ取って、船長を脅して追いまわしました。それで終わりです。解雇され、船の仕事にもどることはできませんでした。そうやって彼の二十代は終わりました。

三十代は禁酒と真実を求める精神世界の探求でした。クリスチャンとしていくつかの流派の洗礼を受け、またヨガを学びます。マヘッシ・マハリシを10年間師事し、SOHAM MT瞑想を紹介します。SOHAMの意味はI am thatです。

(22:33 VEGEMATEの写真)こえは余談ですが、彼はもう海には戻れなかったので、いろんな仕事をしましたが、その中の一つが醸造所の仕事でした。タンクの底に残る黒いものがVEGEMATE(ジャム)の工場へ送られます。彼はVEGEMATEが大好きで、信じられないかもしれませんが、最後に食べたのはVEGEMATEを塗ったトーストでした。彼はまたダム建設現場でも働きました。

彼は知人の助けを借りて、ふたたび海へと戻ります。三十代の終りに、彼のジムのインストラクターであるバーバラと出会います。これは最初のデートの写真(23:22)そして四十代。彼女がボブにとっては初めての彼女でした。二人の関係には紆余曲折がありました。バーバラには四人の子供がいて、ボブは探求を続けていたからです。ボブは落ち着きたいと思っていたため、船乗りとして賢明に働きましたが、あまりうまくいきませんでした。

彼女は離婚して四人の子供を抱え、金銭的にも困っていて、ボブは長年の飲酒からくる傲慢な性格に苦しんでいました。二人の関係は急速に悪化し、ボブはインドのムクタナンダのアシュラムへと向かいました。しかし、そこでの生活はあまりにもワイルドだったため、一か月しか持ちませんでした。インドから帰った同じ年、ボブはバーバラと結婚します。ボブが45歳、バーバラが40歳の時です。

最初の家をアイバンホに構えます。一年半は幸せに暮らしましたが、再びうまくいかず、ボブはまたインドへと向かいます(1976年)。今度はオーストラリアへ戻る予定はありませんでした。この時点で彼は真実の探求だけを目指していました。そして生は彼をニサルガダッタのもとへと連れていきました。彼との最初の出会いは1976年3月23日で、彼らは友人となります。

スピリチュアルの聖典にあるように、「まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう」。そのとおりとなって、バーバラは12か月後にインドにやってきました。二人はまたデートを始め、旅をしました。結婚生活は復活して、1977年、49歳の時オーストラリアへ戻りました。バーバラが航空券を送ったのです。

五十代はビジネスによる紆余曲折がありました。

一旦終了。続く。
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ボブの生涯の説明の部分だけでも今日掲載できるかなとやってみましたが、予想以上に時間がかかってしまって、最後までできませんでした。
英語字幕があるともっと早くできるのですが、今日の時点ではこのYouTubeには英語字幕がありません。おそらく、何日か後に英語字幕表示が可能になると思います。すぐにとはいきませんが、また日をあらためて、この続きを掲載したいと思います。

ボブの生涯の説明のあと、ボブをたたえる歌。そしてギルバート、ラメッシュなどのスピーチがあり、最後にカットが挨拶をします。

なんとも尻切れトンボで申し訳ありませんが、今日のところはここで終わらせていただきます。

2025/02/18

それはあなたの終わりではありません

私は、あなたではないものを指摘することはできます。
そしてあなたは、自分が肉体でもマインドでもないと気づきます。
またどんな観念でもありません。

それでも、生命の本質は依然として機能し続けています。
夜眠っているときにもそれが起こっているのがわかります。
そこには思考も感情もありません。

それでもあなたは消えません。
それはあなたの終わりではありません。
                                    セイラーボブ

2025/02/16

ボブのメモリアルサービスの動画について

今のところ、メモリアルサービスの動画は発表されていません。
今日のミーティングで、「facebook上でメモリアルサービスのライブ動画を配信するという偽サイトがあるので、気をつけてください」という発表がありました。実は私もアクセスしようとしましたが、サイト上で警告が出てブロックされたので、アクセスしませんでした。
ボブのメモリアルサービスの動画は、近日中にボブのYouTubeチャンネルで配信されるようです。

2025/02/14

それが私たちのすべての問題の原因です

私は教育を非難しません。それもまた、その一つの本質が、この目覚めて見る夢の中で表現する方法なのです。私たちは教育によって役に立つことを学びます。

でも、このメッセージに関して言うなら、私たちが学んだことは言葉とラベルであり、それが何らかの独立した性質を持っているという信念です。それが私たちのすべての問題の原因であるということを認識する必要があります。
                                    セイラーボブ

2025/02/11

死は存在しません

死は存在しません。生(life)が命を生きているのです。
いわゆるこの肉体が崩壊しても、生は「継続」していきます。

酵素や微生物によってパターンが変わるにすぎません。
肉体が燃えて灰になれば、元の要素に戻ります。

では、何が失われるのでしょうか?
現れ、表現すなわちパターンが変わるだけです。
このエネルギー、知性エネルギーと呼ばれるものが失われるでしょうか?

それがわかれば、何を恐れることがあるでしょうか?
                                    セイラーボブ

何も失われはしない(再掲載)

2025/02/09

ボブは私たちの中で生き続ける

ボブが亡くなって三日目。早くもミーティングが再開されました。ミーティングを続けて、一人でも多くの人に教えを広めることがボブの願いだそうです。いつものように、たくさんの人がボブの家の居間に集まりました。(今日のミーティングYouTube)

およそ50年前、セイラーボブはニサルガダッタ・マハラジから教えを学び、それ以来、死の三日前までミーティングに出て人々を教え導き続け、たくさんの人々を心理的な苦しみから解放しました。私もその一人です。

ボブは亡くなりましたが、その教えは教えを受けた人々の中で生き続けています。多くの人が教えを受け継いで広めていくと思います。カリヤニも今日の午後、別の場所でミーティングを開催したはずです。ギルバートや他の人たちもメッセージを伝え続けることでしょう。微力ながら私もこのブログを通してボブのメッセージを伝えていきたいと思っています。

私にとって、ボブと過ごしたこの10年は、とても充実した日々でした。もはや新たな教えを求めて誰かを訪ね歩くことはないと思います。

ボブという一つの波が海へと帰っていきました。ボブも私たちも同じ一つの海です。ボブは私たちの中で生き続けています。

2025/02/06

セイラーボブが亡くなりました

セイラーボブが自宅で安らかに息を引き取りました。
           (facebookにて午前2時半ごろ発表)

追記
ミーティングはボブの希望により今までどおり続けるそうです。

追記(facebookより google翻訳)
オーストラリアのメルボルンにいらっしゃる方、またはお越しになる予定の方:
公式追悼式は、2月15日午後2時にボックスヒルRLSで行われます。フィンガーフードと軽食、短いスピーチと歌がいくつか用意されます。出席できない方のために、要約ビデオを用意する予定です。ライブストリームやズームは予定していません。

2025/02/05

今日のボブ

facebookより(google翻訳)

ボブは過去 15 時間、ほとんど意識不明の状態でした。緩和ケア チームによると、今後も意識不明の状態が続く可能性があるとのことです。ボブはあらゆる手段を講じて快適に過ごしており、私たちはこの状況を乗り越えるのに最適な国にいます。ケアは本当にこの世のものとは思えないほど素晴らしく、感謝の涙とさまざまな涙が混ざり合いました...
生命は決して死なないが、その姿は完璧をはるかに超えています...

2025/02/04

探求は自然に止まります

質問者: でも、「よし、これで終わりだ。探求をやめよう」と言うことはできません。なぜなら、多くの人はもう自分は探求をしていないと思っていても、実際には自分を欺いて探求を続けているからです。

ボブ: ええ。もし「探求をやめよう」と思っているなら、彼らは間違った見方をしているのです。探求をしている人は誰か見てください。探求者が誰なのかを見つけてください。
探求者が誤った信念であることがわかったら、探求者がいないのに何を探すのでしょうか? 探求は自然に止まります。

質問者: そして、意識(awareness)が物語を展開させなければ、探求者はそこにいるはずがありません。

ボブ: そのとおりです。
                                    セイラーボブ