興味がなくなったわけではないのですが、あれこれの本を手にとってみても、やっぱり私にとってはセーラーボブやギルバートの本が一番わかりやすい。
それに、何か新しい本の情報を得ようとすると、ネットから得る情報の方が先で、じゃぁどんな本なのか店頭で立ち読みするというパターンが多く、いざ手に取って見るとがっかりすることが多く、あまりあのコーナーに行かなくなりました。
最近の興味はもっぱら糖質制限関連の本です。
二年ほど前のことですが、食後にパソコンに向かっていると猛烈な眠気に襲われるようになりました。
ネットであれこれ調べて、その原因は血糖値スパイクではないかと思いました。
NHKスペシャル 血糖値スパイク
食後の眠気!「血糖値スパイク」について
調べていくうちに、糖質制限(炭水化物の摂取量を減らすこと)が健康に良いのではないかと思い、実際にやってみることにしました。二年ほど前から、米、麺、パン、炭水化物を多く含む食べ物は食べていません。
65キロあった体重は一か月ほどで58キロになり、以後はその体重をキープしています。
私がやっているのは、江部康二さんのスーパー糖質制限です。
江部康二さんのブログ
人類最強の「糖質制限」論 ケトン体を味方にして痩せる、健康になる (SB新書)
ビジュアル版 糖質制限の教科書
増補新版 食品別糖質量ハンドブック
もう一つ参考にしているブログ。
ドクター清水のひとりごと
「糖質過剰」症候群 あらゆる病に共通する原因 (光文社新書)
健康診断の結果、糖尿病ではなかったのですが、慢性的に体がだるいような状態が何年も続いていたので、糖質制限を続けてみようと思い、以来ずっと続けています。
体は以前よりはるかに調子が良いので、糖質制限は体には良いのではないかと考えています。
でも、いろいろ調べると、そのやり方は人によって様々で、どのやり方をしたらいいのかよくわかりません。
一つだけ言えることは、医学的に正しいと信じられている常識の中には、まったく科学的な根拠がないことがたくさんあるということです。迷信レベルの医学常識がたくさんあって、その迷信に基づいて医者が治療している場合が多々あるということ。自分でしっかりと調べて何が正しいか判断した上で試してみることが大切ではないでしょうか。
釜池豊秋さんは糖質をゼロにする方法。
医者に頼らない! 糖尿病の新常識・糖質ゼロの食事術 かまいけ式でスローエイジング!
宗田哲男さんは糖質制限で妊娠糖尿病の妊婦の出産を助け、胎児の栄養はケトン体であると発見。
ケトン体が人類を救う~糖質制限でなぜ健康になるのか~ (光文社新書)
ダイエッター必読!ケトン体で体内エネルギー大革命を起こせ
最強の油・MCTオイルで病気知らずの体になる!
古川健司さんは糖質制限で癌治療をしている。
ケトン食ががんを消す (光文社新書)
山田悟さんはゆるやかな糖質制限。
「ゆるやかな糖質制限」で生活の質を高める
糖質制限完全マニュアル 血糖値が安定すればやせられる
ロカボ
渡辺信幸さんは肉、卵、チーズを食べるMEC食。
肉・卵・チーズで人は生まれ変わる
ケトジェニック(ココナッツオイルを取る糖質制限)
斎藤糧三さん
斎藤糧三さん 朝は機能的に過ごして、しっかり動けるからだづくりを!
糖質制限+肉食でケトン体回路を回し健康的に痩せる! ケトジェニックダイエット
白澤卓二さん
白澤先生はなぜ「ケト検」を始めたのか?
体が生まれ変わる「ケトン体」食事法: 太らない、疲れない、老けない――体と頭を「糖化」させるな (単行本)
南雲吉則さん
人工油脂と糖質が元凶! ドクター南雲「60歳を超えても老化に勝つ」理由
60歳を超えても40代に見える生き方 老化に勝ち続ける私の毎日 (講談社+α新書)
金森重樹さんは牛脂を使って油脂をたくさん取る方法。
金森重樹の断糖高脂質食ダイエット
【増補完全版】まさか!の高脂質食ダイエット ~本当にやせる「糖質制限2.0」
長友選手の方法はある程度炭水化物を摂取してコントロールする方法。
長友佑都のファットアダプト食事法 カラダを劇的に変える、28日間プログラム
ジョコビッチはグルテンフリーですが、これもある意味糖質制限です。
ジョコビッチの生まれ変わる食事 新装版
肉以外食べない方法
RIZAP
炭水化物だけ抜く糖質制限ダイエットの大きな勘違い!ライザップで学んだ正しく痩せる方法
参考
医者が断言する「脂肪を食べても太らない3つの理由」
医師が教える!健康的に痩せる糖質制限ダイエット「4つのルール」
炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~ (光文社新書)
糖質制限に反対の意見
専門家の警告、食事は「炭水化物抜き」が一番危ない
極端な糖質制限はNG 臓器の負担増す恐れも
糖質の制限は危険です!
この二年間、いろいろな本を読んであれこれ試してみました。(RIZAPは行っていませんよ。そんなに金持ちではないし、ダイエットが目的ではないので)
今では一日に朝と夜の二回食事をするだけです。一回の食事の炭水化物の摂取量は20g以下程度で、一日の総摂取糖質は40g以下。一日の総摂取カロリーは2200kcal程度です。
あれこれとメニューを変えたり、やり方を変えたりして今日に至っています。食後の眠気はかなり改善されました。
主食を肉と魚に変えたり、オリーブオイルやココナッツオイルを飲んでみたり。大豆製品がいいのかチーズがいいのかと試したり。
今現在、主食は魚と肉。他に野菜たっぷりのスープ、卵、チーズ、ナッツなどを食べています。調理はバター、牛脂、オリーブオイルで焼くか煮ています。
糖質を取らないで、一日2200kcal以上摂取するのは結構大変で、どうしても肉をたくさん食べることになります。
今現在は、もっと糖質を減らし、MTCオイルを取ってケトジェニックダイエットに近いものにしていこうかと考えていますが、本やネットであれこれ調べるたびに、あっちのやり方がいい、こっちもいい、とメニューを変えていて、なかなか最終型にたどりつけません。
今年になって、友人が人間ドックで糖尿病と診断され、医者に薬漬けにされるのは嫌だと言って、かねて私が話しをしていた糖質制限を教えて欲しいというので、やり方を教えてあげたところ、一か月で血糖値が正常値になりました。
私は、糖質制限は体に良いと思っていますが、まだまだ世間では「米やパンを食べないなんて体に悪い」という意見が大半です。
正直なところ、私も「糖質制限が絶対健康にいい」とは言い切れません。その証拠に、もっと良い方法がないかと探し回っている今日この頃です。
丸善の健康に関する本のコーナーは何時間いても飽きないコーナーになりました。
コロナウイルスのせいで、当分行きませんけどね。
まとめ
糖質制限に興味のある方は、以下のサイトと本を特におすすめします。
江部康二さんのブログ
人類最強の「糖質制限」論 ケトン体を味方にして痩せる、健康になる (SB新書)
ケトン体が人類を救う~糖質制限でなぜ健康になるのか~ (光文社新書)
2017年タスマニア
この写真に写っているもので食べて良いのはコーヒーとバターだけです。
*******************************
2022年11月1日追記
2018年4月から2021年8月まで炭水化物をほとんど食べないスーパー糖質制限をやりましたが現在はやっていません。
糖質制限が原因かどうかは不明ですが、糖質制限をやっている間はγGTPが高く、異常値を示すことがあり、肝臓の検査を受けましたが、肝臓そのものに異常は見つかりませんでした。糖質制限を止めて一年以上経って定期健診を受けた今も、まだγGTPは高いままです(正常値の範囲内)。
勝手に考える原因としては、毎日豚バラ300gと、オリーブオイルを大匙4杯飲んでいたので、油の取りすぎで肝臓に負担がかかったのかのと思っています。
勝手に考える原因としては、毎日豚バラ300gと、オリーブオイルを大匙4杯飲んでいたので、油の取りすぎで肝臓に負担がかかったのかのと思っています。
糖質制限は血糖値を下げるためには有効な方法だと思います。でも、やはり医師の指導のもとで、バランスの取れた食事を取りながらやらないと危険なのではないかと思います。
何かを取りすぎればどこかに支障が出るのではないでしょうか。
何かを取りすぎればどこかに支障が出るのではないでしょうか。
結論としては、伝統的な和食が健康に良いような気がします。