少しだけ今年を振り返ってみます。2月6日にセイラーボブが亡くなりました。ボブは亡くなる直前までミーティングに参加して、自らが衰えていく様子も包み隠さず公開していました。非二元の教師は何も特別な存在ではなく、普通の人間であるということを示したという点ではよかったのかなと思います。
ボブが亡くなった時、不思議と悲しみや喪失感はありませんでした。苦しそうな様子をずっと見てきたので、早く楽にさせてあげたいと思っていたせいもあるし、ボブが教えているように、本質としての私たちは死ぬことも生まれることもないと思うようになったからなのかもしれません。
ボブが亡くなった後はカット・アダムソンによってミーティングが続けられています。そしてカリヤニとピーターも月一回程度、ミーティングを開催しています。こうやってボブの教えは受け継がれていくのだろうと思います。
私の方はといえば、ボブのポインターを中心に、佐々木閑先生のYouTubeなどをブログに掲載させていただきました。そして最近ではルパート・スパイラのYouTubeをたくさん掲載させていただいています。ルパート・スパイラの話は、とてもわかりやすくて有益なので来年も引き続き掲載していきたいと思います。まだAIの自動翻訳は完璧ではないのですが、日本語で聞くことができるのはありがたいことです。
どのビデオだったか忘れましたが、非二元の教えを理解して、それが深まっていくと、日常の世界にも浸透していき、生き方や見える世界が変わっていく、というような趣旨のことを言っているのがありました。非二元の教えは理解したら終わりではないと思います。多くの人がエンライトメントや覚醒のようなものが起こって突然悩みが消えるのではないかという幻想を抱いていますが、そんなことは起こりません。
非二元を表面的に理解するのはそれほど難しいことではないと思いますが、それが内側の世界にも外側の世界にも浸透していくのは時間のかかることだと思います。繰り返し教えに触れて学んでいくことが大切なのではないでしょうか。そしてそれはずっと続く終わりのない道のりだと思います。だからこそ多くの人がボブのミーティングに何度も通い、ルパートのリトリートに参加しているのだと思います。
多くの人が、非二元を理解しても何も変わらないし、ちっとも楽にならない、何の役にも立たないと言って離れていきます。でも、ルパートが言うように理解が浸透して内側も外側も変わっていくのは時間のかかることだと思います。私の探求は終わった、などと言ってみても何も変わりません。絶えず非二元を学んでいき、気がついたら何もかも変わっていたという具合に物事は起こっていくのだと思います。そしてこれはある意味終わりのない旅なのではないでしょうか。
私は友人のおかげでセイラーボブを知りました。そしてギルバートには仏教でも同じことを説いていると教えてもらい、佐々木閑先生や横田南嶺老師を知りました。カリヤニからはルパート・スパイラがわかりやすいと教えてもらい、今学んでいるところです。すべては縁によって私の前に現れた人たちです。これからもそうやって学んでいくのだと思います。
私は非二元に出会って本当に幸運でした。それ以前の私は長い間エンライトメント・覚醒を探していて、覚醒できない自分をみじめに感じていました。あのままだったら死の瞬間まで焦燥感を抱えたまま一生を終えていたことだろうと思います。私は生まれたことも死ぬこともない永遠不滅の一つのものだと知った今、そしてエンライトメントなんてものはないと知った今、もはや焦燥感もみじめさもありません。あとは非二元の教えを離れないで生きていけばいい。
まだまだ非二元を学びたいし、いろんな人の話を聞きたいと思っています。YouTubeのおかげで、いろんな人の話を直接聞くことができるようになりました。すごい時代がやってきたなと思います。
一人でも多くの人に非二元の教えを知ってもらいたいという思いで、来年もブログを書いていきます。YouTubeの自動翻訳を使えば、日本語以外の非二元の教師の動画もなんとか日本語で見ることができると知ったので、縁があればセイラーボブ以外の人もとりあげていく予定です。YouTubeの自動翻訳の精度は日に日に上がっていくでしょう。よかったら一緒に学びましょう。