非二元を探求する方法の一つは、「見る能力」を観察することです。
「見る」ことは、今まさに誰の力も借りずに自然に起こっています。目を開けていると見ることが起きます。そして、目を閉じている時でさえ、まぶたの裏に暗闇が見えます。(見る対象は変化しますが、見る能力自体は変化しません)
すると、マインドが現れてそれを解釈します。そこに「私」がいる、とマインドは言います。その「私」が「見ている」と言い、その「私」が光景を見ていることになるです。それは行為者であり、見る者です。それは存在することになり、それが行為をやっていると主張します…
このように、マインド(思考能力、論評)は、見るという単一の行動に主観と客観の分離をもたらします。
「私」がそれをやっているという概念がなくても、見ることは依然として続いています。
マインドのこうした解釈が、うわべの上で二元性を生み出しているように見えることに気づいてください。そのやり方を観察し、理解を深めてください。
セイラーボブ