2025/09/19

自然がするのと同じように、そのままにしておいてください

ボブ:いろいろなことが起きます。そして、感覚とか感情とかがかき乱されます。そういうものが何日も何週間もまとわりついて自分を責め続けることになります。
「失敗した」「あんなことするべきじゃなかった」「あんなことが起きるべきじゃなかった」と。でもそれを自然がするのと同じように、そのままにしておいてください。自然は動いていきます。地球は太陽の周りを回っていて、夜が来ます。昼と夜はお互いに戦いません。そこには抵抗がありません。

質問者:まさにそれが本質ですね。でも、誰かが本当に苦しんでいて、それにしがみついていて、何度も何度もここに来るような時でも、それでも同じように開かれた状態は常にあるんですね。

ボブ:ええ。彼らが何を言おうとしているかも分かります。私もかつてはそうでした。それがまた、素晴らしいことでもあります。

2025/09/16

できる限り、完全に今この瞬間と向き合うようにしてください。そうすれば、本当に生きていると言えるでしょう


質問者:以前のあなたと比べて、今のあなたはどうですか?

ボブ:何年も前、自分は分離した存在であるという視点から生きて苦しんでいましたが、今ではそれが少しも問題ではなくなりました。それは消え去りました。もはや「私」に執着したり、しがみついたりはしてはいません。それは消えたのです。焦点は今ここの即時性にあります。それが生きているということ。この瞬間がそれです。これが唯一の実在です。誰もこの瞬間を二度と生きることはできません。前の瞬間を生きることも、次の瞬間を生きることもできません。それが現実です。できる限り、完全に今この瞬間と向き合うようにしてください。そうすれば、本当に生きていると言えるでしょう。

2025/09/12

ここには実在するものは何もないということです

質問者:この部屋では、誰でも自分を表現する機会があります。そして、誰もが「それ」なのです。それでもこのマインドは「それ」から何かを作り出ようとします。私もあなたのように忍耐強ければいいのにと思います。

ボブ:ええ、それぞれのパターンはそれぞれ独自の表現です。見た目では同じパターンは二つとありません。しかし、本質的には全く同じものなのです。決して分割されることはありません。

質問者:では、あなたにとって「それ」がどのようなものなのか、実際に何かお話しいただけますか?

ボブ:ここには実在するものは何もないということです。それは絶対に確かです。そして、もしそれが今ここにないのなら、一体いつそこにあったのか、あなたは分かりますか?